レースウィークとは
MotoGPは週末から日曜日にかけてレースが開催されます。
レースウィークとはこの期間を指し、メディアでは頻繁に出てくる用語です。
しかし、特に期間は決められているわけではなく、ウィークという単語はありますが、週の初めから最後までを指しているわけではありません。
あくまでレースイベントの初日から決勝日を指す言葉として定着しています。
なお、レースウィークは和製英語です。
レースイベントのスケジュール
イベント期間中のタイムスケジュールは以下のように定義されています。
- 水曜日:到着及びチームのセットアップ
- 木曜日:テクニカルチェックやスポーツチェック、その他手続き
- 金曜日:フリー走行
- 土曜日:フリー走行、予選
- 日曜日:ウォームアップ、レース
走行時間以外のスケジュールについて
レースウィーク期間中、選手はレースを走るだけではありません。
走行時の合間をぬって、サイン会やトークショーなどファンサービスに努めます。
また、木曜日は選手の中から数名選出されて、開催国の名所を訪問するイベントも行われます。
このイベントが終了すると、前戦で活躍した選手や昨シーズン優勝した選手を集めて、記者会見という流れです。
記者会見ではイベントの模様や、各国のメディアを通じて、レースへの気分を盛り上げていきます。
セッション時間について
セッションとはレースウィークに割り当てられている走行時間のことで、MotoGPだとそれぞれ決まった時間に行われます。
セッション時間ではコースコンディションやマシンのチェック、選手のウォームアップなどを行い決勝に向けての戦略を練ります。
しかし、天候や路面状況等の諸条件は刻一刻と変わっていき、選手自身も乗り方に苦労するなど、一筋縄ではいきません。
そういった場面で必要なのが選手、スタッフが一枚岩になれるかが重要です。
決勝レース
日曜日午前にウォームアップが行われ、午後の決勝に挑みます。
選手は約45分間にわたり、激しいレースを繰り広げていきます。