ホーム » マシンについて » MotoGPを席巻する日本製バイク

MotoGPにはRC213V、GSX-RR、YZR-M1などホンダを筆頭にヤマハ、スズキが活躍しています。
事実、ドゥカティのケーシー・ストーナーが栄冠に輝いた2007年以外、日本のバイクメーカーが1975年以降チャンピオンを獲り続けてきました。
一方、カワサキはNinja ZX-12Rなど最速のバイクを発売しているものの2009年にMotoGpから撤退しています。

日本製バイクの軌跡

日本製バイクが世界に挑戦したのは1950年代。当時は海外メーカーの力に及びませんでした。
そこから日本メーカーは海外に追いつくために挑戦します。
ホンダ創業者の本田宗一郎はマン島TTレースに参戦し、優勝することを宣言しました。
しかし、参戦したマシンはパワーが海外メーカーの3分の1しかなく、笑われたそうです。
日本のメカニックはライバルのマシンを撮影し、実際に購入したバイクを研究・分析し独自のマシンを生み出しました。
その結果、1959年のマン島TTでは初めてポイントを獲得し、1961年には念願の優勝を果たします。
1965年には最高峰クラスの500ccで初勝利を挙げました。
諸事情でホンダは撤退しましたが、1975年にヤマハが500ccクラスで初の世界チャンピオンを日本にもたらします。
その後はご存知の通りです。

モータースポーツは走る実験室

モータースポーツは走る実験室とも呼ばれています。それはレースで培った技術が、市販車にもフィードバックされているためです。
レースによってマシンは新しい技術が生まれ、その恩恵を我々が受けるという流れができています。
レースで勝つためにゼロから学ぼうとした技術者の姿勢が今の日本製バイクの強さを産み出しています。

こうしたレースで活躍したモデル(HondaCBR250RやSUZUKIGSX-R1000R)は限定で一般販売されることが多いのも特徴です。
当然、プレミアがつくためバイクの買取価格にも反映されています。
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